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<盧溝橋>(ろこうきょう)
蘆溝橋とも書き、北京の市街西南約15キロ、豊台区の永定河に架かる。北京の現存最古の連続アーチ石橋。永定河はもと盧溝河といったので、盧溝橋と命名された。
盧溝橋は南方と北京を繋ぐ重要な橋であった。この橋を渡らずして北京には入れなかった。同時に、月の名所としても名高い。金代以来北京の美しい風景を八つ選び、「燕京八景」と呼び慣わすが、そのひとつに「盧溝暁月」(盧溝橋から眺める暁の月)というのがある。
架設は金の大定29年(1189)で、全長266.5メートル、幅7.5メートル、11スパン。両側の石造りの欄干にはそれぞれ140本の親柱があり、その柱頭に臥伏した石獅を大小あわせて485個が彫られている。その姿態は一個一個みな異なる。
イタリアの旅行家マルコ?ポーロ(1254〜1324)は、その旅行記?『東方見聞録)で「まったく世界中どこを探しても匹敵するものはないほどのみごとさ」とたたえている。
日中戦争の発端となった、わゆる盧溝橋事件(七七事変ともいう)の現場でもある。1937年7月7日のこと。事件勃発50周年を記念して1987年に橋の修復が行われ、併せて近くに「中国人民抗日戦争記念館」が建てられた。
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